放課後等デイサービスわかば

1月19日、放課後等デイサービスもえりさんのおさそいで、重症心身障害児施設・つばさ静岡の作業療法士髙山香都絵さんを講師にお招きして「健康体操」を体験しました。もともと備わっていた運動機能を維持し、筋肉や関節の変形や拘縮を予防したり改善したりするための「健康体操」。コツさえつかめば誰でもできる。親御さんも含めて子どもの周りにいる大人がこれを毎日少しずつ行うことで効果があるということです。これからもご指導いただけるとのこと。楽しみにしています。

静岡障害者発達支援センター「きらり」主催の研修。子育ての中での「困っているところ」を「がんばっているところ」や「できているところ」に変換していくことを、子育ての渦中にある親御さんと共に学びました。学んだことを宿題として実践し、次回は復習から入るのでとても分かりやすいプログラムでした。そこで学んだことは利用者さんの支援計画を立てる際や保護者の方々との面談で役立てたいとと思います。(矢)

今月から「わかば」にあたらしく仲間が加わりました。静岡中央特別支援学校に通う高校生の女の子です。はじめは場の雰囲気に緊張しているようすでしたが、同級生や同じ学校に通う友だちが数人利用しているため少しずつ慣れてきているようです。

新しい環境で新しい人間関係を築いていくことは簡単なことではありませんが、彼女にとって「わかば」が楽しく過ごせる居場所となることを願いつつ、日々の支援に努めてまいります。(知)

　身体に障害のある子どもに対する支援の資質を高めるにはどうしたらいいのでしょう。

　「わかば」には、身体に障害を持つお子さんが何人か通っています。ご利用に際して保護者様のご意向は大まかに次のようなものがあります。他の利用者様との交流による社会性の向上、意思決定や選択、意志の伝達という類のコミュニケーション能力の向上、そして保護者様のレスパイト等のご都合があげられます。いずれも本人の「生活の質（QOL）」の向上にとって大切なことです。
しかし、私たちはこれにもう一つ加えたいと考えています。今や、放課後等デイサービスは子どもたちにとって多かれ少なかれ生活の一部となっています。ですから、そこでどのように過ごすかということは本人の「生活の質」を少なからず左右することになります。私たちが加えたいもう一つの視点とは、子どもの身体機能上の困り感について関心を持ち、より適切な配慮や支援ができるようになるということです。その様な考えから先月に続き研修会を開催。講師の先生から参考になる具体的なお話を聞かせていただきました。これを定例会とし、今後も職員の資質の向上に努めてまいります。

　「わかば」には、責任者以下4名の常勤職員を配置しています。お子さまの安心・安全な放課後、楽しく過ごすことができる地域の居場所になるように、また、お子さまの自立に向けた支援をさせていただいています。
　お子さまへの放課後の直接支援が車の両輪の一方だとすれば、もう片方は、安心・安全な、楽しい居場所にするための環境整備、また、支援の方向性を決めることにかなりの時間が費やされます。
　つまり、自立への次のステップは何か、どのように支援させていただければ良いのかを、担当職員が考え、全体の会議に諮ります。保護者との面談や事業者同士の情報交換もしています。また、支援技術等、資質の向上にも努めています。
　一見、ただ子どもと遊んでいるようにも見えますが、(実際それも大事なことです) より良いサービスを提供するためにはどうしたらよいかをいつも念頭に、お子様を迎える前の時間は、職員はこのようなことをしています。

わかばには、主に身体に障害がある子たちが通う静岡中央特別支援学校の児童生徒が数名います。その中には重度重複のお子さんもいて、動きのある他の子と一緒にワイワイ楽しく過ごしています。肢体に障害のあるお子たちにとってはそういう環境はとても刺激的だと思います。

古い子ども向けの絵本で、『ぺかんの木』というお話があるのですが、定型発達の子たちが協力して肢体に障害のある子と木登りをするのです。でも、このお子は、小学校に入る時に分けられてしまうんだろうなと、感動的なお話の行く末を心配した覚えがあります。

ともあれ、私たちわかばの職員は肢体に障害のあるお子たちの体について、ふだんからもっと気づいていなければならない事が数多くあるはずです。放課後の時間で私たちにできそうなこと、それはもしかしたらちょっとしたことかもしれませんが、いろいろあると思います。言葉のないお子には特に想像力を持って接することが大事です。そのような気づきとそれを実際の支援の場に極的に取り入れることができればと考え、この度、講師をお呼びして第1回目の勉強会を開催しました。

昨日、今日は静岡北特別支援学校小学部6年生の修学旅行です。そのため、静岡北特別支援学校の小学部6年生が多い「わかば」は、昨日と今日は利用する子どもの人数が少なく、いつもと違う雰囲気です。子ども一人にスタッフ一人がつくくらいの余裕があります。6年生が修学旅行から戻って、また来週合うときには土産話がいっぱい聞けるのを楽しみにしています。元気に楽しくそして無事に行ってきてくださいね。

放課後等デイサービスの設置基準では定員10名の事業所で支援員の数は2名以上とされています。支援員2名体制で十分という事業所もあるかと思いますが、私共の事業所では、常勤支援員4名を、利用者様が10名を超える日はパートをさらに1名から2名を加えて配置させていただいています。

静岡英和学院大学のスクール・ソーシャルワーカー実習生を6日から14日まで受け入れています。毎日午前中は講義、午後は子どもたちの中に入って活動してもらっています。障害を持った子どもとかかわることがなかったので、実習とはいえ、とても良い経験をされていると思います。ソーシャル・ワーカーは普通学校だけではなく、支援学校でも必要とされていると思いますので、この経験は普通学校、特別支援学校関係なく将来に生かされることと期待しています。。

台風にもかかわらずやりました。子どもの参加は半分。夕方に風雨が強くなってきたころには皆さん帰っていきました。警報が出ていましたので外出もせず、室内でゲームなどをして過ごしました。

昨日とあまり変わらない暑い一日ですが、子どもたちは元気に学校から帰ってきました。昨日とあまり変わらない一日ですが、北特別支援学校の子どもたちは今日から新学期です。

静岡英和学院大学の実習生が昨日からわかばで実習をしています。初日の昨日はとても緊張しているようでしたが、今日は少し慣れてくれたでしょうか。7日間の実習、障害を持った子どもとの関りは初めてということですが、真面目に子どもたちから学ぼうとする様子が見て取れます。